中国CCC認証(OEM、ODM)の定義:

1. OEM工場状況:当該工場は単なる加工工場であり、各申請者/製造業者はOEM工場を利用して製造業者が提供する設計及び生産管理、検査要求に従いOEM工場の生産システムで製造する。異なる製造業者の商標を使用する場合、異なる申請者をそれぞれ異なる工場と見なし管理する。CCC認証工場審査の際、システム要素は重複審査しないが、製品の生産管理及び検査、製品の同等性における審査は免除してはいけない。     

2. ODM工場:異なる申請者/製造業者が同じデザイン、品質システム及び生産管理及び検査要求に従って生産を行い、異なる製造業者の商標を使用する工場を指す。このような状況は認証機構が書類に対する審査確認を経て、CCC認証工場審査を免除することができる。(生産条件が共通で、製品構造型式も同じであるが、商標もしくは製品仕様のみ異なる場合、書類に対する審査確認を経てCCC認証の型式テスト(全項目)を免除することができる。但し、実際の状況により、確認検査の型式テストを行う場合がある。) 

3. 携帯電話類似製品の組立生産方法:CKDもしくはSKD組立部品を組み立てる方法で生産し、一部の検査を実施し、組立操作は貧弱であるがラベル及びCCC認証マークを付け、且つプレート生産地を当該工場にする場合、CCC認証工場の対象は当該組立工場とする。但し、工場の供給者に対する管理システムについては厳しく査察する。  

4. A地で生産し、B地でプラグを交換しマークを付ける場合:A地で生産し検査するが、中国市場に進出する際に中国規制を満たすため、別場所のB地(職場、修理スタンド、倉庫等)でプラグを交換しCCC認証マークを付ける場合には、そのCCC認証工場はA工場になる。但し、A工場がB工場に対する管理システムを審査し、必要であれば、B工場も査察する。

5. Ⅲ類電器工場:Ⅲ類電器製品のみ製造し、電源アダプターは外注し、Ⅲ類電器工場でその検査、パッキング、出荷、管理する工場をⅢ類電器工場と定義する。認証機構は当該種工場の電源アダプター供給者における管理を厳しく審査し、必要である場合にはCCC認証未取得の電源アダプター供給者に対し、特殊査察をすることができる。  

6. A工場で完成品機器を生産し、B工場ではカード及びソフトのセットアップのみ取り入れる場合、CCC認証の対象はA工場がB工場作業に対し管理を実施することと見なし、生産場所とCCC認証工場の審査対象はA工場となる。

ODM商標貼付中国CCC認証申請に必要な書類:

http://www.ccc-service.com/jp/ccc_application_detail.asp?id=52