標準サンプルの範囲:
1.照明器具:固定式汎用照明器具、ポータブル汎用照明器具、埋込型照明器具、水槽用照明器具、電源ソケットに設置する常夜灯、地面埋込み式照明器具、児童用ポータブル照明器具
2.安定器:蛍光灯用安定器、高強度ガス放電灯用インダクタンス安定器、蛍光灯用の交流電子安定器標準サンプルの管理は、2013年4月1日から試験的に実施する。2013年7月1日から正式実施する。

標準サンプルの管理規定概要:
試験所は、型式試験の合格品から標準サンプルを選定し封印する。また、「標準サンプル封印登録表」を記載する。
標準サンプル及び「標準サンプル封印登録表」を工場に渡し、工場は標準サンプルの保管及び「標準サンプル封印登録表」の確認及び「工場標準サンプル登録集計表」の更新を行わなければならない。
工場が適切に標準サンプルの保管を行わない場合には、工場調査員は「サンプリング、標準サンプル封印作業指示書」に従い、工場の現場からサンプル2台を抜取り封印する。「サンプリング通知書」を記入し、工場は15日以内に従来の試験実施機関にサンプルを提出し再確認を行う。再確認後に標準サンプルを再度封印し、工場にて保管を行わなければならない。これらに関わるすべての費用は工場側の負担とする。
工場調査員及び標準サンプルの使用者が標準サンプルを開封した場合には、使用後に元の通りに標準サンプルを再度封印し、「標準サンプルの使用記録」に記帳する。
工場側は、「工場標準サンプル登録集計表」、「標準サンプル封印登録表」、「標準サンプル使用記録表」等全ての標準サンプルの記録を保管する。

標準サンプルの取消しについて、認証書を取消された場合には、申請者はCQCに申請を提出し、認証機関の確認を得てから申請する標準サンプルを無効にする。工場は、直ちに「工場標準サンプル登録集計表」を更新する。標準サンプルが、その他の有効な認証書に関係する場合には、標準サンプルの無効は認められない。
適用規格が更新された認証品については、標準サンプルの再指定及び封印を必要とする。従来の封印した標準サンプルは自動的に無効とされる。工場は状況に応じて「工場標準サンプル登録集計表」を更新する。

CCC認証申請ガイド:http://www.ccc-service.com/jp/ccc_application.asp